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街中でもよく見かける高所での作業時に使用する車両のことを、高所作業車と呼びます。一般的には、特殊車両としてこれらは分類されますが多数の種類があります。動作機構によって分類するとクレーンのようなブームとカゴが取り付けられたブーム式、そのまま垂直に上下できる垂直昇降式といった種類があり、また移動方式によって分類するとトラック搭載するタイプ、セルフローダーという産業車両運搬車が必要な自走式などがあり、いずれもこの運転には大きさに応じて普通自動車免許のほか、中型または大型免許も必要になります。さらに作業床の高さが10m以上伸びる高所作業車を用いて作業する場合は、労働安全衛生法61条施行令第20条の15に基づいた運転技能講習を修了している必要もありますので実技を習得する必要があり、特殊な技術が必要になります。なおこういった車両が主に利用される作業としては、電話及び電力線の電気設備の設置工事や保守作業、信号機や街灯取り付け作業、造園や外装に関する作業、ビルなどの建物での作業、空港設備での作業などがあり、それぞれの作業に適した車両がメーカー各社にて製造されております。また、これらの専門機器リース会社なども多くあります。

多機能な高所作業車の種類

高い所での作業用途に応じて開発されている高所作業車ですが、技術の進歩によって多機能化も最近では非常に進んでいます。作業面で言えばゴンドラへの搭載量、重量がアップしたものや100V電源コンセントを搭載したものなどの実際の現場で必要になる機能はもちろん、安全性に配慮した設計を取り入れたものも多くなっており、作業範囲や旋回の範囲を抑制する機能、バスケットの相互干渉防止機能など制御システムについて、万が一の事故を防ぐ機能を備えたものがあります。また動作機構によって分類されるブーム式または、垂直昇降式といった対応が主なタイプでしたがその他に、はさみのような形で上下するシザース式や、直線方向だけではなく途中で角度が付けられる屈折ブーム式などもあり、作業現場の広さや障害物の状況によって選ぶこともできるようになりました。また作業時間が長時間となった場合、排気ガス規制などでディーゼルエンジンの使えない環境では稼働時間も大変気になるポイントですが、バッテリーの性能向上もあり数時間の稼働も可能にしたタイプなど、これから環境に配慮した車両としてエコカーが使われてくると言われていますが、そういった場合も大変安心できます。

シーン別活用事例

最近では用途に応じた高所作業車が各メーカーで開発されており、より安全で効率よく作業ができるようになってきています。その中でも、コンサートホールやショッピングモールなど大型商業設備で活躍しているのが、ホイール式垂直昇降型、またはシザース式と呼ばれる機構のタイプです。こういった現場は室内といったケースも多いため排気ガスや騒音の問題から動力としてディーゼルエンジンの利用ができないため、また車両としての搬入も大きさ的にも困難なケースがあり、バッテリー駆動でかつ小型で小回りができるタイプで、さらにこのタイプの機構上の特徴として兼ね備えた、作業床面積が広く取れ安定感がある点を活かして大変活躍しています。また、屋外で活躍しているのが都心を中心に最近では、高層階の建物が多くなってきたため、荷物の引っ越しに使ったり、消防車でも採用が進んでいるのが屈折ブーム式のタイプです。直線方面だけではなく途中で屈折できるため、電線などの障害物を超えてブームをのばすこともでき、人の乗り降りや荷物の出し入れがあるため安全性が重要なので、カゴを屋上やベランダに着けることも可能になり、不安定な状況を作らず使うことも可能になります。


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